本来のアウトレットとは直営店とか特約店という意味かもしれませんが、今では売れ残り品とか少々傷が付いているが、機能的には問題ナシのようないわゆる「訳有り品」の意味を指す場合が多いようです。
最近ではアウトレット家具専門の量販店等が全国各地に多く出店されてくるようになり、大変ありがたいことです。正規の価格では到底手に入らない家具でもアウトレット家具ということで、国産家具はもとより輸入家具においても格安で購入可能になっています。
アウトレット家具となった理由をさらに詳しく調べてみると、いろいろな過程を経てアウトレット家具に至ったということがわかります。
たとえばメーカーの過剰在庫品、生産中止の旧型品、セットはずれ品、倒産メーカーの処分品、メーカーの特別協力品など未使用な訳有り商品から、少しランクは下がりますが塗装ムラ、汚れ、キズ、開梱済み品・サンプル使用有り、すりキズ、へこみ、試作品、見本、補修済など使用に差し支えない訳有り品、はたまた一部部品不足、大きなキズ有り、やぶれ有り、ほつれ有りなど、若干の補修が必要な商品等々、様々なアウトレット家具があることが実情のようです。
デフレ不景気といわれる現代人の私たちの知恵として、こうした家具と親しく付き合うことも大切な生きる知恵なのかもしれません。